Luigi de bracco

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噛みのおはなし その4

噛みのおはなしのつづきです。今回はお散歩中の転位噛みについて、長いですよー。

犬はストレスがコントロールできない限度に達するとまったく違う行動でそれを紛らわすことがあります。
地面を掘ったりニオイを嗅いだり近くにあるものをバクッとくわえたりぐるぐると回ったり。
転位噛みもそのひとつ。八つ当たりのようなものといえばいいかなぁ、矛先はリードを持つ飼い主に。
ガウガウと唸りながらリードを持つ手や腕、足、背中、脇腹、かなーり強くしつこくガジガジと噛んでくる…。
人前で飼い犬にガウガウと噛まれる。痛いですよ、噛まれたところも心も。服はビリビリ破れるし。

ルイジのお散歩中の転位噛みはわりと早い時期、ルイジが3、4ケ月頃から現れていたかな。
転位噛みのスイッチが入るきっかけはいろいろ。

道を横切る
他の犬と会った
自転車、車、バイクなどとすれ違った
子どもが叫び声を上げながら走り回っている
鳥がバタバタと飛び立った
何かのニオイを嗅いでいて

これらのことってお散歩中いつでもどこでも起こりうること、避けては通れない。
もう…どうしたものか途方にくれたなぁ。

まわりの人はそれはいろいろ言いますよ。
「うちの子は噛んだことなんてない」
「今すぐやめさせないと」
「噛みは一切受け入れたらだめだ」
「攻撃的で支配的な犬だ」
「犬がボスになろうとしてる」
「犬にリーダーだと認められていないからだ」

こんな転位噛み、どの犬もするわけじゃないんです。マルちゃんも私も今まで犬と暮らしたりいろんな犬と見知ってきたけれど、こんなことは初めてだったし。
じゃぁどうしてルイジはこうなのか?
止めさせることよりも先にどうしてそうなるのか知る必要がある、そうすればどう対処すべきなのかも見えてくるはず。
そう思ってインターネットでいろいろ調べました。

で、行き着いたのがチャーリーママさんのブログ、私は社会化のドッグトレーナー。「甘噛み」「咬みつきの抑制」のカテゴリーにヒントがいっぱいありました。

転位噛みはいわば脳がパニックを起こしている状態。脳が未熟だから起こるんだって。
繊細な犬に起こりやすい。
この状態の犬を叱ってはダメ、罰するなんてもってのほか。
一朝一夕に解決できることではない。でも日々の暮らしの中で正解を教えながらで脳が育つ手助けをすること。
無条件で愛されているということを伝えること。
噛みが始まったらひたすらスルーで静まるのを待つ、あるいはチャーリーママさん流拘束技、ホールドラッピングで動きを封じ、なだめる。

ホールドラッピングの仕方ははなのおかあちゃんの方法を参考にしました。
こんな方法で荒れ狂っている大型犬が静かになるの?って思うかも。なるんですよ(^^)
こんな小柄な私でもルイジの動きを瞬時で封じられるしルイジも抵抗せず脱力しちゃう。力も最初にちょっと入れるけれど、あとはギューっと押さえつけたりもしません。ルイジの温もりと鼓動を感じながら落ち着いたところでふわーっと離す。


ルイジが5ケ月か6ケ月の頃、犬スクールのトレーナー、リタにも相談しました。
リタがくれたアドバイスは…

●噛みが始まったら「NEE!(オランダ語のノー)」と強く言い、噛みが一瞬おさまったところでおもちゃを渡す。そうすればおもちゃに矛先が行く
…おもちゃを差し出した手を強くガジガジと、紫になって感覚が無くなるまで噛まれました。。。(T_T) でもしばらくはお守り代わりみたいな感じでおもちゃもポケットに入れて散歩してたな。
強く「NEE」と言うのも考え物だと思う。怒りや焦りなどの感情無しで強く「NEE!」と言えればいい、でもガジガジと噛まれている状態では難しい。私は割と上手にできるけど、マルちゃんはてんでダメだったなぁ。で、ルイジがさらにエスカレートするのを何度も目撃したものです(^^;)

●ストレス発散行動を受け入れる
…散歩中に地面をがりがりと掘ったり仰向けでゴロゴロと転がったり(気になるニオイの上で転がるそれとは異なる)、それまでこんな行動をすると歩かせようとしていた。でもこの行動もある程度待って、おさまってきたかなというところで歩き出すことに。
家の中でもおもちゃを相手にガウガウと暴れるのもそれまでは良しとしなかった。でもリタは子犬はストレスを発散する必要があるんだと。「ワルイジ(バッドビヘイビアーのルイジを我々はワルイジと呼んでいる)」にもアテンションが必要なのだ。
なのでおもちゃ相手に暴れると「いい子だねぇ、上手だねぇ」と褒めるように。
そうするうちに、我々の足にガウガウしそうになって、パッと矛先を近くのおもちゃに変えるようになったよ。

そのほかにも、考えるおもちゃで遊ばせる、運動をたくさんさせる、たくさん睡眠をとらせる。どの方法が有効か、犬をよく観察して見極めること、そして「まわりの人の言うことなんて気にしない。ルイジを育てているのはあななたちなんだから、とてもよくやっているんだから自信をもって!」と言われて嬉しかったなぁ。


そんな感じでルイジの転位噛みに取り組んできました。
マルちゃんも私も何度も心がポッキリ折れたよ。
先にも書いたけど飼い犬に噛まれることは本当に痛くて辛い。この方法で本当に良いのか、迷うこともあった。

そんなときに心の支えになったのが、同じように取り組みをされているチャーリー組のぺこ母さんのブログ、ぺこさんくれろ
ぺこ君の成長の記録、お散歩の様子をとても丁寧につづられていて、転位噛みのスイッチが入る状況とか、「そうそうわかるわかる、そりゃぁ仕方ないよねぇ」なんて共感しながら読みました。
そして成長にともなって「エンドレスガウガウだったのが2、3ガウガウになってブルブルして終わり」になりやがてお散歩中のスイッチは入らなくなったと。
勇気づけられました。やっぱりこのやり方で絶対間違ってない、と。

転位噛みの対処法っていくらでも、簡単に、間違え得ると思うんです。
ルイジはとても繊細で友好的で優しい性格。その心を壊すような対処法、脅したり罰したり力で制したり。
そんなやり方のほうが、もしかしたら主流なのかもしれない。でもだからって正しいわけではない。
私がチャーリーママさんやチャーリー組さんのブログに助けられたように、同じように悩む人の道しるべに少しでもなれたら、ブログを始めたのはそんな気持ちもありました。
このチャーリーママさんの記事は私の心のお守りです…咬みつき

ルイジを見ていてやっぱりこれで大丈夫、と確信したことも。

ルイジが5ケ月頃だったかな、お散歩に出かけるマルちゃんとルイジを2階の窓から眺めていて、最初リードを噛み噛み→マルちゃんの足に飛びついてジーパンにじゃれ噛み→マルちゃんは淡々と歩き続ける→ルイジ、マルちゃんの隣に行って顔を見上げる→マルちゃんルイジを褒めておやつ
ルイジは終止、楽しそうにしっぽをピョンピョン振って歩いていた。
なんだかね、これでいいって思った。ルイジがこうやって楽しそうにイキイキと歩いていることが今は何より大事なんじゃないか。成長とともに無くなることを、慌てて「今すぐに」やめさせることの意味ってなんなんだろう。

それからルイジが7ケ月頃のことだったか、散歩中これはスイッチが入っちゃうなぁという状況でルイジ、私に飛びつこうとしたけれど止めて、しかし我を忘れた様子で一心不乱に地面を掘り掘り→仰向けでゴロゴロと転がる。
ルイジもストレスを消化しようと戦ってるんだ、この子に必要なのは絶対に叱りや罰じゃない、辛抱強く見守って導いてあげることだ、とゴロゴロ転がってるせいで外れそうになるハーネスをさりげなく直しながら思ったものです。

そんなふうに取り組んできて今現在、散歩中の転位噛みは本当に少なくなりました。ぐるぐる走り回ったり穴を掘ったりの転位行動はまだまだするけれど、それだっていずれ無くなるんじゃないかな。
お散歩しながら、ここでガウガウされたなぁ、ここでも噛み噛みされたなぁ、ここでTシャツ破れたなぁ、ここで通りすがりのお婆さんに噛まれてるとこガン見されたなぁ、とか思い出します。微笑ましくすら思えちゃう。
そして少しずつでもスルーできることが増えていることを誇りに思う。

ルイジ、もうすぐ1歳。噛みのおはなしはまだもうちょっと…続くかなー。
ゆっくり成長していいんだよ。一緒に頑張っていこうね。

ルイジ、6ケ月のときの写真。

525_voor.jpg

お散歩前

525_na.jpg

お散歩後。

このころは25分くらいのお散歩を1日4回していた。
25分でこのぐったり燃え尽き具合。ルイジも頑張っていたんだよねぇ。

b_yoko_hanaha.jpg



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