Luigi de bracco

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クワトロという名の猫

先日dog actuallyの記事、

シェルターではどんな特徴の犬が選ばれる?

を読んでまたオランダの犬猫保護センターで研修をしていたときのことを思い出した。

確かに小さくて若い子のほうが新しい飼い主さんに引き取られるのは早い。
でもそれより記憶に残っているのはハンディキャップのある子も引き取り手が見つかりやすいということ。少なくとも猫に関しては。
片目が無い猫、3本足の猫、1週間以内に里親さんが見つかることがほとんどだった。
でもクワトロは違った。

クワトロ、私の記憶にもっとも印象深く残っているこの猫はセンターに保護されたとき、交通事故にあってドロドロボロボロ、そして前足の片方が潰れた状態だった。そして痩せ細った体に大きなお腹。妊娠していたのだ。
治療の甲斐あってクワトロはみるみる回復した。足を一本無くして三本足になった猫にセンターの猫担当者はユーモアをもって「クワトロ(4)」と名付けた。

クワトロ用のスペースであった医療室にお世話に行くと、私の後をニャーニャーと鳴きながらピョコピョコとついて回って食べ物をねだった。ご飯をあげるとあっという間に食べてしまってまだ欲しがる。クワトロの様子が綴られた日誌の注意事項を見ると「大食漢」と記してあった。
私が部屋を掃除をしている間にクワトロ、しまってあった開封後の猫缶を見つけて食べていた。通りかかったセンターの人に「指定された量以上に食べたがるんです」と言うと、「好きなだけ食べさせておあげ」と言われた。
すっかり回復して毛ヅヤも良く、そして人懐こかったクワトロ。

でもお産を乗り切ることができなかった。

産まれた子猫たちはちょうど同時期に子猫を産んだ母猫が自分の子猫たちと一緒にお世話してくれていた。
研修最終日に産まれたばかりの子猫を見せてもらった。子猫ってニャーでもミーでもなく、ピピピと鳴くんだね。かわいかったなぁ。
クワトロ、生きていたら子猫と一緒に是非引き取りたいと言う人がいっぱいいただろうになぁ。

クワトロの他にも特別な思い入れのできる猫たちはいっぱいいた。引き取ることができたら、と思うけれどでもこの研修初日に猫アレルギーが発症したので猫と暮らすことは難しくなっちゃった(^^;)(その後、研修中はマスク着用して猫たちのお世話をさせてもらった。他のオランダ人ボランティアさんや研修生たちに異様がられたけれど)

それにしてもどの保護されている犬猫も「かわいそう」という感じはしなかったのは「死を待っていないから」だろうと思う。
私が研修したオランダの犬猫保護センターについて、詳しくは以前に書いた記事をどうぞ。

オランダの犬猫保護センター

猫の話だったので猫の写真でも、と思ったけれど猫写真、撮ってないんだなぁ…!
見つかったのはひとつだけ、4年前に訪れたオランダ南西部のゼーランドで撮った街中猫写真。

kat.jpg


b_yoko_hanaha.jpg



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Comment

No title
編集
私も2頭めを探している時に、動物保護センターの人に里親探しの現状を
聞かせてもらいましたが、本当に厳しいですね。
よく言われるのが、あまり長くセンターに滞在していない犬が無難ということ。
どうしてもセンターのように多くの動物が"共同生活”しているのは不自然な環境ですから…
かと言って、ここまで溢れかえっている保護された動物たちの行き先は他にないわけで。
繁殖に規制が掛けられる日が来ることを願いますね。
あ、この前、オランダにある霊長類の保護施設のドキュメンタリーを見ましたよ。
お猿の言葉が話せる方々が運営されてて、感動しました!
2014年06月02日(Mon) 21:20
akaさんへ
編集
確かにセンターに長くいると、また一般の家庭で、というのが難しくなりますよね。
何度も出戻ってくる犬もいました。
私が研修をさせてもらったセンターに保護されている犬は常時10頭程度でそれほど多くないなぁという印象だったのですけど、それでも殺処分が無いから良い、というわけではないですよね。改善の余地はいくらでもどこにでもあるものです。
それにしてもさまざまなタイプの保護施設があるものですよね。自分たちの言葉が分かる人にお世話されたらお猿たちも心強いでしょうね(^^)
2014年06月04日(Wed) 10:35












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