Luigi de bracco

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ルイジがいなくなった日(その2)

ルイジがいなくなった日(その1)のつづき…

扉が開いて現れたのは…

やっぱりルイジだった!「うわーん、ルイジー!」
「見つかったんだからもう泣かなくていいのよ」と動物救急サービスの女性。ルイジ、膝をついた私に飛びついて顔を口元のおひげでツンツン、無事で良かったよー。
保護してくれていた男性、「お宅の犬、小さいときに見かけていたけれどこんなに大きくなってて同じ犬だと分からなかったよ!」と。
とにかくお礼を言ってルイジを連れて帰る。
動物救急サービスの女性、「言い難いけれど、手数料を払ってもらわなければいけないのよ…」

うぐぐ、しかし仕方のないこと。書類に記入してサインして、手数料は29.75ユーロ(約3000円)でした。「もうお世話になることがありませんように」と挨拶してお礼を言ってマルちゃんに電話、しかしつながらない。
犬探しの次は夫探しか…。
興奮状態のルイジはとりあえずケージに入れて自転車に乗ってまたお散歩コース周回。途中、マルちゃんの口笛が遠くから聞こえてきて、それを頼りにマルちゃん発見!「ルイジ見つかったよー!」

2人でルイジを保護してくれていたお宅へワイン持参でお礼に。
そこでルイジがいなくなっていた時間に何が起こっていたのか明らかになったのでした。

うちのご近所で家の塗装を新しくしているお宅があるんです。ルイジ、そこで働いている塗装業者の人の周りをうろうろつきまとっていたらしい。
その業者さんは最寄のお宅の呼び鈴を鳴らし、「お宅の犬ですか」と。
そのお宅がルイジを保護してくれていたお宅でした。「うちの犬ではないけれどとりあえず預かって動物救急に電話するよ」といった運びだったらしい。

ルイジの性格、行動パターンをもっとよく考えれば想像できたことだったな。
ルイジは自由になれたからといって闇雲に走り回ったりしない。
人通りも少なくて静かな時間帯、唯一音がして人の気配があったのは塗装作業をしているエリア、まずそこに行くだろう。おじさんが好きなルイジだから、塗装作業の人に興味津々になるだろう。
マルちゃんはお散歩コースをくまなく探して会う人会う人に聞いてみたけれど、誰もルイジを見かけていなかったそうで(「でも奥さんは見かけたよ」と何人かに言われたらしい。半べそで徘徊する姿、ご近所に見られてたと思うとハズカシー)、それもルイジが1つのところに留まって早い段階で保護されていたからでした。

保護されている間、まずはどんな犬なのかお庭で様子を見たそうです。それで、とても友好的で遊ぶのが大好きだと分かった、でも撫でようとするとなかなか近寄らせない。
散歩でもしてみようかと手持ちのリードはつけてみたけれど、しかしルイジは頑として動かなかったんだって。
それで結局お庭で遊ぶことに。ルイジ、とにかく好奇心旺盛で、お庭で飼われているウサギの匂いをフンフン嗅いだり警戒しつつもあちこち歩き回っていたと。思春期なのは一目瞭然、うちにも14歳の娘がいるから分かるよ、と。

お話を聞きながら手入れの行き届いた素敵なお庭を眺めて、ここでさっきまでルイジが遊んでたんだなぁと思うとなんとも不思議でそしてかわいく思えて、またそんなふうにルイジを見てくださったことがありがたく。
「ボールで遊んでるとき、私、裏を通りかかったんです」と言うと、「確かに急にそちらのほうを向いてにおいを嗅いでいた」と。

とにかくそんな感じで幕を閉じたルイジ脱走事件でした。
事故に遭ったり事故を起こしたりしなくて本当に良かった。
そして動物救急サービスの到着に私が居合わせていなかったら、ルイジは最寄の保護センターに搬送されていたところでした。決して酷いところでは無いけれど、ルイジにとっては恐怖体験になっていたに違いない。それも防げて良かった。
こんなことがもうないようにやはり首輪と迷子札をつけるべきかな。

しかし1つ、どうにも不可解なのがルイジがどうやって脱走したかという点。
お庭にはぐるりとフェンスを張ってあって、どこにもルイジが抜け出したようなあとが無いのです。
唯一の可能性としてはこの通りへつながる扉。

luigi_waken500.jpg

通りがかったご近所さんと立ち話をしていて、彼女の愛犬おっきなジャーマン・シェパードもこんな扉をよじ登って脱走したことがあると。
ほんとにルイジ、そんなことしたのかな。そうだとしたらよっぽど魅力的な何かが外に見えたのかな。謎。。。


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ルイジがいなくなった日(その1)

luigi_tuin500.jpg

ルイジについて、犬について書きたいことはいっぱい、でも*hanaha*のブログやtwitterもあるしそこでちょこちょこ書いていけばと思っていたけれど…
昨日、事件が起きまして、これについてはやっぱりルイジのブログを作ってそこに書きたいなぁと思ったわけです。
*hanaha*のブログには表面的な、良いことしか書いてこなかったけれど、このルイジブログにはルイジの難しいところ、私たちが散々苦労していることも赤裸々に綴っていきますよ。

さて、それではその昨日起きた事件とは…。


午前10時半頃、お庭でルイジとボール遊び。
ボール遊び終了して私は家の中へ、PCしながらお庭で一人遊びするルイジを横目で見ていたのだけれどしばらくルイジの姿が見えないことに気付く。
外に出て名前を呼ぶ、いつもなら庭小屋の裏から顔を出して寄ってくるのだけれど来ない。なんだか妙に静かなのに胸騒ぎしつつ庭小屋の裏をのぞくと…

ルイジがいない!他に隠れられる場所も無い、ルイジが消えちゃった!

午前11時頃、とにかくルイジのハーネスとリードと携帯電話を持って家の外へ。仕事中のマルちゃんへ電話「ルイジがいなくなった」と伝えると「今からすぐ行く」と。
半べそをかきながらいつもお散歩で歩くコースを見て回る。

途中、ルイジと通っている犬スクールのインストラクター、ヴィムに出くわす。ヴィム、空き地で自身の愛犬ブービエと楽しく遊んでいるところでした。
事情を話すと、「この辺りには来ていないよ、普段の散歩コースを見回りながらときどき家に帰っていないか戻ってみるように、おやつは持ってるね?何かあったら電話するよ」と。
言われたようにお散歩コースをうろうろしつつ家に戻るのを何度か繰り返す。

ご近所でルイジに似た犬の吠える声が。ルイジだ!と声のするほうへ。お宅の裏庭の植木の隙間から男性の頭が見えるけれど、犬の姿は見えない。「ルイジ」と呼んで見るけれど反応は無く、「どうしたの?ボール持っておいで!」という男性の声のみ。違うのか、とまた別の方向へ。
近くの森の中を小走りでルイジと呼びながら、交通事故に遭ってたらどうしようとか悪いことばかり頭に浮かんで涙が出る。ここを一緒に散歩するルイジの姿を思い出してまた涙が出る。家に戻って、ルイジがいないお庭が、家の中がなんと空っぽに見えることか。

11時20分、帰宅したマルちゃんと家の前で出くわす(30分以上かかる距離なのに、どれだけとばしたの)。マルちゃん、自転車を用意して私からルイジのハーネスとリードを受け取り、「家の周りにいて」と私に言い捜索へ。
マルちゃんが戻ってきてくれたことで少し気持ちが上向きに。

11時30分、家の周りをうろうろしていたら、動物救急サービスの車が現れさきほどルイジのような声が聞こえたお宅の前で停車。
車から現れた女性二人に、「うちの、うちの犬がいなくなったんです!」と訴える。「今、探し中なの?ここにいるかもよ」
お庭につづく扉の向こうから男性の声、「犬と一緒にドアの前にいるよ、今、ドアを開けるよ!」
救急サービスの女性「オッケー、こっちも準備できてるわ!」

どんな猛獣が現れるのかというやりとりの後、扉が開いてそこにいたのは…


ルイジがいなくなった日(その2)へつづく

はじめまして

luigi_bankliggen500.jpg

はじめまして、カヤコといいます。
オランダにてオランダ人夫のマルちゃん、ブラッコ・イタリアーノのルイジと暮らしています。*hanaha*というブランド名でバッグなどを作ってます。
こちらでは*hanaha*のブログに書ききれないルイジのこと、犬のことを中心に綴っていきたいと思います。

ルイジは2012年1月30生まれの男の子。ただいま7ケ月半で思春期まっただなか、体重はすでに30kgを超える大型犬です。
ブラッコ・イタリアーノってあまり知られていない犬種だけれど、世界でもっとも古いポインターなんですよ。ごっつい足とだぶだぶの毛皮、思慮深いおじいちゃんのような風貌が特徴です。

犬と一緒に暮らしたいというのはマルちゃんと私の共通の夢で、しかしそれがどんな犬になるのかはなかなか決められずにいました。でもいずれにせよ初めての自分たちの犬だから、子犬から育てたい。ブリーダーさんで親犬を見させてもらってその性格を知った上で決めたいと思っていました。

そんなときKeet in huisというオランダはアムステルダムにある雑貨屋さんのHPをたまたま見ていてそこに登場していた犬にひとめぼれ、この犬は一体なんという犬種だろうとインターネットで調べたのがブラッコ・イタリアーノとの出会いでした。
そしてうちからほど近いところにブリーダーさんが存在するのが分かり、訪問してそちらで飼われている4頭の牝のブラッコと会い、そのフレンドリーで穏やかな性格、がっちりしつつすらっとした体格、独特の風貌に改めて惚れ直し、次に子犬が産まれたときは是非譲って欲しいと約束をしたのでした。
そのときブリーダーさんから、家族構成や家にいる時間、犬を飼った経験や家や庭のつくり、床の素材などなど、かなり細かく質問され、なんだか面接試験のようでした。
このブリーダーさんは、ブラッコ・イタリアーノを初めてオランダに持ち込んで繁殖した方たちなのです。とても親切で話しやすいご夫婦だけれどその経験とブラッコに対する自信と誇りは大変なもの。信頼できます。

そしてそれから約1年後、待望の子犬が私たちのもとにやってきました。
小さかったなぁ、かわいかったなぁ…
イタリアの犬だからイタリア人の名前がいいな、ということで好きなサッカー選手のジャン=ルイジ・ブッフォンから名付けました。

優しくて穏やかな性格とされるブラッコ、しかし子犬はやはり子犬でした。
ほのぼのかわいい子犬との暮らしを想像していたけれど現実はなかなか…
ルイジがきてから今までの6ケ月に起きたいろいろもぼちぼち綴っていきたいと思います。
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